義実家やかつての恩師などお世話になった人へ手土産を持って訪ねるということは多いことでしょう。しかしながら、手土産を人に渡す際にはいくつかのポイントに注意しなければなりません。ここでは、その中でも特に重要な手土産の選び方や渡すときのマナーなどについて解説します。
「もらって嬉しい手土産は?」
手土産として人に贈られるもののほとんどは食べ物となっています。そのため、相手がもらって嬉しいと感じる手土産は、その人の好みによるといわざるを得ません。
ですが、数多く存在する贈答向けの食べ物の中でもお菓子なら、比較的好みがわかれることが少なく、より多くの人に喜んでもらうことが可能です。また、お菓子は洋菓子から和菓子まで種類が多岐にわたることから、相手の好みを少しでも知っていれば、それに適したものも見つけやすく、手土産選びの置いて迷うことが少ないというメリットもあります。
「手土産を選ぶ時に注意したいポイント」
手土産選びにおいては、相手に喜んでもらうために以下のポイントについて注意しなければなりません。
・相手の好み
手土産選びにおいて最も重視しなければならないポイントのひとつが相手の好みです。特にお菓子の場合、甘いものは好きだがあんこは苦手というケースも少なくないため、手土産を選ぶ際には事前にリサーチをしておくとよいでしょう。
・相手の家族構成
手土産を選ぶ際には相手の家族構成についても注意が必要です。例えば、高齢者の夫婦2人だけで暮らしている場合、容量の多いお菓子をもらっても消費期限内に食べきることができないかもしれません。また、小さな子どもがいる家庭の場合は、小分けにされたお菓子や種類が豊富な詰め合わせタイプのお菓子を贈ると家族全員で楽しんでもらえるでしょう。
・消費期限
食べ物を手土産として人に贈る際には消費期限についても注意しなければなりません。特にお菓子の中でもケーキなどの生菓子は消費期限が短く、手土産としては相応しいとはいえないでしょう。
「気を付けたい手土産のマナー」
一方で、手土産を人に渡す際にはいくつかのマナーについても心得ておく必要があります。
・渡す場所
相手の家を訪問して手土産を渡す際には、一度室内に通してもらい、一通り挨拶を済ませてから渡すのがマナーとなります。目上の人を訪ねる場合などは、焦って玄関先で手土産を渡してしまうこともあるかもしれませんが、それはマナー違反であるため注意しなければなりません。
・紙袋や風呂敷に入れたまま渡さない
サイズのある手土産の場合、紙袋や風呂敷に入れた状態で持っていくこともあるかも知れません。しかしながら、このような紙袋や風呂敷には埃や汚れがついていることから、相手に渡す際には必ず手土産だけを出して渡さなければなりません。
・相手のほうが正面になるように渡す
手土産を渡す際には手土産の正面が相手のほうに向くよう、向きを変えて渡す必要があります。特に「のし」などがついた手土産の場合、向きの違いは大きな違和感となるため、特に注意が必要です。
「手土産におすすめ!定番のお菓子は?」
手土産として人に贈るお菓子としては以下のものがおすすめです。
・バームクーヘン
洋菓子の中でもバームクーヘンはギフト向けのラッピングがされたものも多く、手土産としても最適です。また、消費期限が10日以上あるものも多いため、家族の人数が少ない方への贈呈用としてもおすすめです。
・和菓子
和菓子は見た目も華やかなものが多く、また、消費期限が長いものも多数存在するため、手土産の定番となっています。
・クッキーなどの焼き菓子
クッキーなどの焼き菓子は、お菓子の中でも好みが分かれることが少なく、多くの人に喜んでもらえる定番となっています。
また、焼き菓子の中でも無添加でこだわりの素材を使用したものは、義実家やお世話になっている人へのギフトとして喜んでもらえるだけでなく、相手の体への気遣いの気持ちも示せることから、マタニティママ・子育て中のママなどへの手土産としてもおすすめです。
まとめ
ここでは手土産の選び方や渡すときのマナー、おすすめしたい定番の手土産などについて解説しました。手土産としてはクッキーなどの焼き菓子や和菓子などのお菓子が定番となっており、相手の好みなども考慮して最適なものを選べば、贈った相手にも喜んでもらえることでしょう。
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